2025-03-12
Conference name
Presentation style
Award
Authors
山本敦也, 熊田陽一, 堀内淳一
Speaker
山本敦也
Presentation File
Questions and answers
質問1
研究対象とした4種のVHHは生産量や可溶化率が高くなりやすい種類を選択したのか
本研究で対象とした4種のVHHは、過去に研究対象となったVHHであり、特別に生産量や可溶化率が高くなる特徴は持たないと考えております
質問2
培養法が変わって生産量が多くなった際に、VHHの活性は保たれていることは確認はされていますか
DO-stat流加培養によるVHHの活性についてはこちらのポスターには掲載しておりませんが、ウエスタンブロッティングを行った結果、活性が保たれていることが確認されています
質問3
VHHが回収される時にペリプラズム分泌シグナルは着いたままで、抗体として利用するときに切断しなければならないでしょうか
ペリプラズム分泌シグナルは細胞内からペリプラズムに分泌されるときに切断されるので、回収してから切断する必要はありません
質問4
DO-stat流加培養を用いてVHH以外の有用物質生産を行なった例はありますか
本研究室では過去に組換え大腸菌のDO-stat流加培養によるscFv生産を研究しており、最大で約4 g/LのscFv生産を行なった例があります。そのためVHHでも分子量から今後の検討によって1〜2g/LのVHHが生産できると考えています
質問5
当研究ではどの点において効率的と言えるのですか
封入体の形成を抑制することで、可溶化やリフォールディングのような分離精製工程を削減することによって生産コストを低減すること、それに加え培養法によって生産量を向上させることから「効率的生産」という研究テーマを付けさせていただきました
質問6
時間あたりの生産量は培養法を変えることで効率化しているのか
フラスコ培養では24時間での培養でしたが、DO-stat流加培養では約50時間目で生産量が頭打ちになる傾向があり、それを考慮すると培養時間を2倍にすることで生産量を5~10倍に向上できるのは効率化と言えると考えています
質問7
研究の最終目標はなんですか
本研究の最終目標はVHHを1〜2g/LのVHHを得ることで、また上清に多く回収することができれば、菌体破砕などの分離精製工程を省略できることからさらなる効率化が可能になると考えております
質問8
この研究のオリジナリティはなんですか
当研究でのオリジナリティはDO-stat流加培養にあり、最適化されたPID制御に基づく基質流加によって、精密なDO制御から安定的な培養を行うことができます。