Lablog1-240：イムノクロマトの系でのプラズマ処理メンブレンにおけるAnti-hCG Mouse mAb(4G2)の抗原結合活性評価　(pHの影響)

Date 2024-10-24

Details of results

Results

1 目的
イムノクロマト系でpHの違いがAnti-hCG Mouse mAb(4G2)の抗原結合活性に与える影響を明らかにする。

2 実験材料
2-1 ストリップ関連
■バッキングシート　メーカー：Lohmann、品番：GL-57888
■吸収パッド　　 　メーカー：Merck Millipore、品番：CFSP203000
■NC膜　　　　
Membrane for Immunochromatography IAB135-EX (Advantec) ⇒ Advantec3、
界面活性剤未処理NC膜 (Advantec)→未処理NC膜
■サンプルパッド 　メーカー：Merck Millipore、品番：CFSP203000

2-2 使用抗体
・Anti-hCG Mouse mAb(4G2) (IgG1)(Advantec)

2-3 抗原
■Chorinic Gonadotropin, Human Urine, Standard Grade (Merck)

2-4 金コロイド
■40nm Colloidal Gold-Streptavidin (Jackson Immuno Research Labratories

3 実験操作※詳細は添付資料を参照

4 結果と考察
pHを変化させて、プラズマ処理NC膜(Advantec3)においてイムノクロマトの系でのAnti-hCG Mouse mAb(4G2)の抗原結合活性評価を行った。膜はプラズマ処理から1日後の膜を用いた。pH11での抗原結合活性がpH4、7と比較して小さい結果であった。全てのpHでプラズマ処理による抗原結合活性の向上が確認できたが、pH7で変化が大きく、pH11で変化が小さかった。

keywords: Membrane, Nitrocellulose membrane, Protein, Whole antibody

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