Kumada’s log-4:なかなか質問できないあなたへ捧ぐレクイエム

はじめに

 研究生活をしていると、たくさん質問するチャンスがあります。

 あなたは、しっかり質問できていますか?

 「オレはいつも完璧に質問できているぜ!」と思う人は、この記事を読む必要はありません。

 少しでも躊躇していたり、もっといい問いかけをしたい、そもそも、どうやって質問したらいいのかが分からないという方は必見です。

 質問なんて、やる気のある人がすればいいんだよ。自分は質問するの恥ずかしいし、他の人が質問してくれたのを聞くのが楽だから、質問はしません。というヒトも、一見の価値ありですので、興味あれば読み進めてください。

 質問をする意味を理解すれば、あなた自身、そしてあなたが所属する研究グループのステージは飛躍的に向上することでしょう。

質問とは何か

  「質問」をそのまま日本語で訳すと「質を問う」という意味になります。

  質問をするという行動で、誰が何の質を問うているのでしょう?

  一般的には、「誰が」は、質問をしたくて手を上げたヒト、質問を受ける側から当てられたヒトとなります。

 また、何の質を問うかと言われたら、質問をする側が事前に受け取った「内容」について問うのが大方の意見ですが、それは表向きの話であって、実際はそれだけではありません。

 質が問われているのは、質問を受ける側だけではなく、質問する側もそうです。誤解を恐れずに言えば、質問タイムに参加している参加者全員の質が問われています。

????と思ったあなたは、これから出てくる記事を何度も読み込んで理解してください。

 さいごには、立派な質問できるヒトに変わっていることでしょう。

そもそも何故、質問をするのか?何故、質問しないのか?

 質問をしたい、質問してみたいと思う行動の背景には、いくつかの理由があります。

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