Year
Date 2023-03-26
Type
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Details of results
本研究でLFのフュージョンパートナーとして大腸菌で発現実績があるProtein A (zzドメイン)を選択し、フュージョンパートナー単体の生産を試みたが、フュージョンパートナー単体としての発現量が極めて小さいことがわかった。一般的に、融合タンパク質の発現量はフュージョンパートナー単体の発現量より低下するため、フュージョンパートナー単体としての発現量が向上する条件の探索を行った。温度、培地、培養時間の3条件を検討し培養を行った結果、SDS-PAGEとWestern BlottingでProtein A (zzドメイン)の分子量である30 kDa付近に濃いバンドが確認されなかった。このことから、Protein A(zzドメイン)の遺伝子をpET-22(b)ベクターに導入した組換え大腸菌でのProtein A (zzドメイン)の生産量は極めて低いことがわかった。
Keywords
Protein A, ZZ domain, culture, recombinant E. Coli